事例

現状の可視化により、全社プロジェクトで物流コストを削減

輸配送改善
クライアント業種:食品メーカー
企業規模(売上高):500億円
課題:現状把握

クライアントが直面していた課題
サプライチェーン・物流の課題に対する優先順位が分からない
プロレドによる課題解決アプローチ
課題の言語化・数値化・可視化
実施後の効果
全社プロジェクトの開始:保管と配送コストの削減

クライアントが直面した課題

サプライチェーン・物流の課題に対する優先順位が分からない

2024年問題を目前に、物流コストの増加や人材不足など具体的な物流問題が顕在化していた。さらに、需要予測の精度や在庫の適正化といったサプライチェーンの課題も浮上していた。これらの課題は、それぞれが独立しているわけではなく、複雑に絡み合っているため、どこから手を付けるべきか、優先順位が明確にできずにいた。また、これらは物流部門だけでの課題ではなく、営業部や製造部など複数の部門にまたがる課題であることが、着手を難しくしている大きな要因だった。

プロレドによる課題解決アプローチ

課題の言語化・数値化・可視化

課題に対して優先順位付けができない原因として、「関係者間で課題認識がバラバラ」、「課題の規模が分からない」、「関係者の協力が得られない」の3点と考えた。そこで、プロジェクトでは、関係者へのヒアリングやプロジェクトメンバー間のディスカッションを通して、課題認識を共通化する「課題の言語化」を行い、出荷・在庫データや流会社からの請求データと課題を紐づける「課題の数値化」を実施した。これにより、課題の優先順位を明確にした。加えて、言語化・数値化した課題を、幅広い関係者が理解できる分かり易い資料へまとめる「課題の可視化」を行い、課題解決に向けた土壌を整えた。

実施後の効果

全社プロジェクトの開始:保管と配送コストの削減

明確になった課題の解決を目的として、全社的なプロジェクトが立ち上がった。各部門共通のKPIを設定し、目標数値を明確化。月次のレビューMTGでは、前月の結果を振り返りつつ、次月以降のビジネストレンドを予測し対応策を検討している。その結果、プロジェクト開始から、わずか2か月が経過した時点で物流コストが対前同で減少し始めた。

プロレドはここが他社と違う

クライアントと一緒になって、本気で考える

安易に他社事例の導入を検討するのではなく、一緒にプロジェクトを推進しているクライアントの特徴を加味して、何がベストなのかを本気で考え抜きます。

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